最近は室内で犬を飼うことも増えました。室外犬に比べるとやはり暑さ寒さの急激な温度変化に耐えれらないようです。特に年齢を重ねて老犬になると体にこたえます。飼い主はどのような気遣いをすればいいのでしょうか。
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暑さ対策

夏の暑さ対策は熱中症の危険もあるため、きちんとした心づかいが大事です。具体的にはどんな対策が有効でしょうか。

  • こまめな水分補給を忘れない
  • 毛をショートにカットして散歩は朝の涼しい時間に行う
  • クール素材の服を着せる
  • 冷却作用のスプレーを使う
  • アスファルトの上は歩かない
  • 日陰を歩くようにして小型の扇風機を準備する
  • キャリーバッグやカートを利用する
  • 保冷剤をキャリーやカートにいれる

寒さ対策

老犬になると寒さもつらいようです。寒さに強い犬種であっても室内でエアコンの効いた部屋にばかりいると毛が抜け続けて寒さに弱くなります。そのため、犬用の服などにカイロを入れてあげるなりして温度調節をしてあげることが必要でしょう。

  • カイロをカートや服のポケットに入れる
  • 風が強い時はレインコートの活用
  • 保温効果のある服やポンチョの活用
  • カートの中に毛布や湯たんぽを入れる

これらの対策をするうえで注意するべき点は、犬の皮膚に直接保冷、保温器具をつけないことです。タオルや毛布にくるんで使いましょう。犬の体調を見ながら、暑さ寒さが厳しいときは無理な外出や散歩は控えた方が無難です。特にアスファルトは路面温度がなかなか変わらないので夏は肉球をやけどする危険性も。できるだけ公園など緑の多い所を歩かせる
ようにしましょう。

エアコンの使い過ぎも毛の抜け代わりのサイクルがおかしくなり、体温調節を妨げます。できるだけエアコンに頼らずに対策をすることが大事になります。皮膚が乾燥してカサカサになって、かゆさで犬がかきむしってしまうことも。人間と違って犬は我慢をしませんので後ろ足で引っ掻いて血がでてしまうのも珍しくありません。それだけ犬はデリケートな生き物だということが分かると思います。

小型犬は元々暑さ寒さに弱いので体調不良を起こしやすく、病気になりやすいようです。外で飼う犬の場合は夏は蚊に刺されることがあるので蚊取り線香などを置きますが、どうしても犬は動きまわるのであまり効果がありません。フィラリア対策に薬を飲ませておくと刺されても健康被害が少なくなります。

また夏用のひんやりするマットやアルミ製のマットは嫌がって乗らない犬も多いようです。外に置いていれば気温の上昇に伴い、マットが熱くなってしまいますので注意しましょう。この場合は無理にマットを使わずに、首に冷却シートを巻き付けてみると随分犬も楽になるようです。専用のシートがなくても水に濡らしたタオルを首にまいてあげるのもいいでしょう。

真夏には水浴びをさせてあげるのも有効な手段となります。また最近ではひんやりする天然石(御影石)も販売されており、夏場に日陰のコンクリートの上に乗るのと同じ感覚で抵抗なく乗ってくれると評判です。1万円程度しますが、探せば安いものも通販で見つけることができます。

また室内で犬を飼っていても窓から陽射しが入るなどで思ったより陽射しが強いこともあります。そうすると室内気温が上がり、飼い主が朝から夜までいない状態で放置してしまうと室内にいても熱中症になってしまう危険性も。そのためエアコンを28度に設定して、乾燥するため脱水症状を起こさない程度の水を準備してから出かけましょう。湿度調節のできるエアコンならドライを選択してみます。湿度を下げるだけでも犬の体感温度は変わるのです。

確かに1日中エアコンを使えば電気代が跳ね上がりますが、犬の健康管理のためと思って割り切ってほしいと思います。熱中症になって倒れたり、吐いたりすれば病院代もかかります。それを考えるとエアコン代金の方が安くつくと思えばいいでしょう。

人間もそうですが、急激な温度変化は老犬の体にはよくありません。風呂上がりや、冬の寒い日の外出などは心臓に負担がかかるので注意が必要です。過度な暖房はよくありませんが、風邪をひかないように犬を濡れたまま放置しないこと、きちんと毛を乾かしてから寝かせてあげましょう。

外出するときもしっかりと防寒対策をしっかりして外に出ることを忘れずに。このようなちょっとした気遣いも老犬にとっては大切なのです。大事なパートナーであるならば少しでも長生きしてほしいですよね。犬は飼い主の行動をきちんと見ています。しっかりお世話していれば、最後のときまでゆっくり寄り添うことができるはずです。

小型犬は大型犬より比較的長生きなので、様々な病気を発症しやすいので手がかかるとは思いますが。飼い主の愛情で優しく包み込んであげることできっと喜んでくれるはずです。言ってみれば、老犬は、母親が子供をいたわるように温かい愛情で見守ってあげてるのがポイントと言えるかもしれません。